黒と赤のカッコイイ草履展示会でおしゃべり その2〜善之助

2015年01月18日

展示会でおしゃべり その1〜本場結城紬

BlogPaintそめの近江さんの展示会に

行ってみたいと思ったのは

案内状に

私が興味のあるメーカーさんの

名前が複数あったからなんですが

それぞれいろんなお話が聞けて

面白かったです。

ac45f559.jpg


写真で巻き巻きしてるのは

値札4ひゃくまんの結城紬

なんと美智子さまのものと同じ色柄なんだそうです。

お買い上げいただくときに

結城紬は同じものが4反できるので

同じものが流通するのは御了承済みとのことで

これが最後の1反だそうですよ。

縦半分でツートンカラーに、絣柄と白抜きの乱菊の飛び柄で

ピンクがかったベージュを衿にもってきたら、とても顔映りがよかったです〜

帯は貴久樹さんの刺繍の八寸帯


奥順さんの方がいらしてましたが

教えていただいたことを書き留めておきますね。

1575d2c1.jpg※(ないしょで)いただいた袋状に広げた真綿

これを持ち歩くといいとのこと。

着物を汚してしまったときに、水溶性のものであれば

下にタオルを置いて、この真綿にコップの水を含ませてギュッとしぼり

トントンとたたいて汚れをタオルにうつせば大丈夫。

真綿を使うと、こすって生地を傷める心配がないとのこと。


※「結」印の結城紬の無地の場合

地機のものと高機のものがありますが

見た目は同じだそうです。

触った時に生産者の方でも「なんとなくわかる」ぐらいなので、素人で区別はつかないとのこと。


※本場結城紬は丸洗い(ドライクリーニング)には出さないほうがいい。

プレスされてしまうこともよくないそうです。


※洗い張りも結城に出したほうがいい。着こんだものもうそのように蘇り、どんどん風合いがよくなる。


ありがとうございます。これからは気をつけます




kimononetsu at 09:30│Comments(0) HOW TO 

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