縞と格子の能州紬はつはるリサイクルきものいち @新宿高島屋

2015年01月06日

入院中の服部の帯

9bf1fcf2.jpg今、帯の仕立て替えにだして

入院中の帯です。

このマークは服部という織元さんの帯です。

去年の1月にかわの屋さんで購入したもの。

かなり古いもので

袋帯なんですが短く、

目立つ汚れがあり、

お直しが必須の帯でしたが

直すつもりで買って1年…

これも1年(笑)

やっとお直しに出しました。

9b236361.jpg色が好き

柄が面白い

極細の糸で織られているので

しなやかで手触りバツグン

金でも銀でもない、プラチナのような輝きがあり

かわの屋さんにあった

どんな作家ものの着物の上にのせても

負けないというか、引き立つ帯だったので

お金をかけて直そうと思い、連れて帰った帯です。

難ありのためプチプラだったのはラッキーでした。


お直しに出す前にモノトーン更紗に合わせて写真を撮ってます。

いろいろ調べて私が選んだのは

帯のリメイク・パック
帯のリメイク・パック

レビューがよかったのと、

質問させていただいたやりとりに納得したので選びました。

おくの工芸さんとのメールのやりとりで

素敵な言葉をいただいたので

ちょっと嬉しくて今回記事にしました。

お直しに入る前に確認のメールがあり

「来週から取り掛からせて戴きますが、事前にお知らせしておくことが
ございます。お預かりした帯は古い帯ですが、服部織物というメーカー
の帯で、本袋帯といいます。
帯を長くするためには、この帯を切断して縫い袋帯となります。
本袋帯ではなくなります。これは仕方の無いことなのです。
勿論、それで使用するための袋帯として、正常なの長さの袋帯になります。」とのこと。

仕方のないこととはいえ、本袋でなくなるのは残念で、

仕立て替えする価値のある帯ですか?とお尋ねしたところ

「はい。服部織物は手機のメーカーとして昭和の時代を君臨した帯地専門店です。
現在でも西陣の機屋として現存しています。
この帯は当時を偲ばせる独特の感性があります。つまり、生まれ’が良いのです。
値打ちについては「知る人ぞ知る」帯であるわけです。
その帯を直してまで締めることに、何とも言えない伝統の重みがあるわけです。
私個人の感想申しますと、これが本当の伝統でありエコでもあると考えます。
100年以上前の腕時計をつけている人の、気持ちと通じるものがあります。」

素敵な言葉ですよね^ ^

また仕立て上がってきたら記事にします。

kimononetsu at 10:36│Comments(2) 作家・落款覚え書き | 私の帯

この記事へのコメント

1. Posted by 大山   2015年01月06日 21:03
生まれが良いとは素敵な言葉!専門家に価値を認めてもらえるのは嬉しいですね。なかなかこんなにコメントしてくださることもないような気がします。

      

2. Posted by 龍 更紗   2015年01月07日 01:07
大山さん、ありがとうございます。少し前の時代のものが、お手入れ次第でまだまだ使い続けていけるというのは、素敵なことだと思います。今はもう作れなくなってしまったものもたくさんあるので、その価値がわかる方に相談できるというのは心強いです〜。

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