2014年10月01日
渡文の纐纈の覚え書き
私がコレクションしているもののひとつに
渡文さんの纐纈があります。
無地の帯なんですが、纐纈織(ふくれ織)で
全通で柄が織り出されていて
ただものでない無地・・・魅力的な帯です。
軽くてシワになりにくく、
同系の濃淡で柄を表しているのでコーディネートしやすいところも気に入ってます。
売り切れでしたが帯専門店おびやさんが渡文の纐纈を3本出されていたので
柄を覚え書き
幾何学模様、草花文様、古代壁画柄
たぶん、これは初期の裏が同色無地のタイプだと思います。
最近のものはリバーシブルになっていて
裏は別柄の生地がついています。
左は「松皮取花更紗紋」
右が「Angelos(天使)」
私の天使と色違いです。
これは最近のタイプのものです。
纐纈の袋帯は
渡文さん以外でも
何社か織られているのですが
これは一緒に出されていた
志まやさんの纐纈
左が渡文、右が志まや
似てますが
口織の文字の字体などが少し違います。
最近のものは
ロゴも変わってますね。
ちなみに、左下の鳥のマークは
渡文さんのマークです。
この鳥の頭の部分だけが見えることもあり、
それで渡文さんの帯だとわかることもあります。
京都きもの市場さんでは151200円
【渡文(わたぶん)】特選西陣両面袋帯渡文の纐纈 別腹「松皮取花更紗紋」ガード加工済☆人気の一品!
【渡文(わたぶん)】特選西陣両面袋帯渡文の纐纈 別腹「Angelos(天使)」ガード加工済☆人気の一品!
洛都さんでは新品で78800円というお値段です。
今は花宮殿と花帆船の2本が出されています。
渡文さんの纐纈があります。
無地の帯なんですが、纐纈織(ふくれ織)で
全通で柄が織り出されていて
ただものでない無地・・・魅力的な帯です。
軽くてシワになりにくく、
同系の濃淡で柄を表しているのでコーディネートしやすいところも気に入ってます。
売り切れでしたが帯専門店おびやさんが渡文の纐纈を3本出されていたので
柄を覚え書き
幾何学模様、草花文様、古代壁画柄
たぶん、これは初期の裏が同色無地のタイプだと思います。
最近のものはリバーシブルになっていて
裏は別柄の生地がついています。
左は「松皮取花更紗紋」
右が「Angelos(天使)」
私の天使と色違いです。
これは最近のタイプのものです。
纐纈の袋帯は
渡文さん以外でも
何社か織られているのですが
これは一緒に出されていた
志まやさんの纐纈
左が渡文、右が志まや
似てますが
口織の文字の字体などが少し違います。
最近のものは
ロゴも変わってますね。
ちなみに、左下の鳥のマークは
渡文さんのマークです。
この鳥の頭の部分だけが見えることもあり、
それで渡文さんの帯だとわかることもあります。
京都きもの市場さんでは151200円
【渡文(わたぶん)】特選西陣両面袋帯渡文の纐纈 別腹「松皮取花更紗紋」ガード加工済☆人気の一品!
【渡文(わたぶん)】特選西陣両面袋帯渡文の纐纈 別腹「Angelos(天使)」ガード加工済☆人気の一品!
洛都さんでは新品で78800円というお値段です。
今は花宮殿と花帆船の2本が出されています。
京都きもの市場さんの天使の説明
この風情、この質感…
モダンスタイルに、よきものをお探しの方に…
おしゃれ帯の名門・渡文のロングセラー!
特にこれからの季節、一重にも袷にも重宝して
いただける織味、デザインを選んで参りました!
40年以上にわたり、通の方に愛され、織継がれてきた
纐纈シリーズの両面袋帯を紹介させていただきます!
■渡文の纐纈(こうけつ)―
正倉院宝物の中でも最も優れているとされる裂地、纐纈(こうけち)。
布地の一部をつまみ、糸や緒で強く括ったり、巻き締めたり、あるいは
紋様の輪郭を縫い取り、糸を引き締めて染める絞り染で、インド、中央アジア、
中国へ伝わり、随、唐文化とともに、わが国に飛鳥、奈良時代に伝わったとされる
染めの技法でございます。
その纐纈の風合を織り(撚り糸の工夫でふくれおりを表し)と
染で表現した一品。
絹糸に強い撚りをかけ、『一本糊』という技法でその撚りが戻らぬよう
工夫した強撚糸をうまく織の技術とあわせ、自然なふくれ織の凹凸の風合い、
軽く、薄手で結びやすく、シワになりにくい地風に仕上げました。
さらりとした質感に独特の凹凸が感じられる帯地。
渋く落ち着いた印象の濃青鈍地に、ふっくらと
ふくれ織による、天使と唐花が織り表されております。
またご注目いただきたい裏面…
もう片面は、ごくごくシンプルな間道縞の模様が、薄老竹と
墨黒に、繊細な金糸を織り込んだよろけ織で表されておりますので、
お着物に合わせて両面でお楽しみいただけます。
織の性質を考慮して、ガード加工もかけられておりますので、
安心の仕上がり。
大島、結城など高級な織のお着物にぜひ合わせていただきたく存じます。
もちろんお洒落訪問着や色無地などにもお締めいただけますので、
様々なシーンにご愛用ください。
匠の技によって生まれた比類なき織り味、そして洗練された独創的なデザイン性、
その二つを見事に兼ね備えた逸品を、お手元にお届けさせていただきます!
この風情、この質感…
モダンスタイルに、よきものをお探しの方に…
おしゃれ帯の名門・渡文のロングセラー!
特にこれからの季節、一重にも袷にも重宝して
いただける織味、デザインを選んで参りました!
40年以上にわたり、通の方に愛され、織継がれてきた
纐纈シリーズの両面袋帯を紹介させていただきます!
■渡文の纐纈(こうけつ)―
正倉院宝物の中でも最も優れているとされる裂地、纐纈(こうけち)。
布地の一部をつまみ、糸や緒で強く括ったり、巻き締めたり、あるいは
紋様の輪郭を縫い取り、糸を引き締めて染める絞り染で、インド、中央アジア、
中国へ伝わり、随、唐文化とともに、わが国に飛鳥、奈良時代に伝わったとされる
染めの技法でございます。
その纐纈の風合を織り(撚り糸の工夫でふくれおりを表し)と
染で表現した一品。
絹糸に強い撚りをかけ、『一本糊』という技法でその撚りが戻らぬよう
工夫した強撚糸をうまく織の技術とあわせ、自然なふくれ織の凹凸の風合い、
軽く、薄手で結びやすく、シワになりにくい地風に仕上げました。
さらりとした質感に独特の凹凸が感じられる帯地。
渋く落ち着いた印象の濃青鈍地に、ふっくらと
ふくれ織による、天使と唐花が織り表されております。
またご注目いただきたい裏面…
もう片面は、ごくごくシンプルな間道縞の模様が、薄老竹と
墨黒に、繊細な金糸を織り込んだよろけ織で表されておりますので、
お着物に合わせて両面でお楽しみいただけます。
織の性質を考慮して、ガード加工もかけられておりますので、
安心の仕上がり。
大島、結城など高級な織のお着物にぜひ合わせていただきたく存じます。
もちろんお洒落訪問着や色無地などにもお締めいただけますので、
様々なシーンにご愛用ください。
匠の技によって生まれた比類なき織り味、そして洗練された独創的なデザイン性、
その二つを見事に兼ね備えた逸品を、お手元にお届けさせていただきます!
kimononetsu at 12:29│Comments(0)│
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