見覚えのある結城パソコンに四苦八苦

2012年03月09日

地機をちょっとだけ体験

BlogPaintきのう仕事が終わってから

ぶらっと着物やさんをのぞいたら、

結城紬のイベントをやってました。

店内に地機を運び込んで、実演と体験コーナーになってて

教えていただいて、ちょっと機を織らせていただきました(写真は奥順さんの方です

体験用の縦糸は真綿に(真綿でない)絹糸を1本からめて織りやすい糸になってましたが

細い横糸を1本1本・・・うまく説明できないのですが、

想像したよりずっと筋力を使う動作でした〜

一反を織りあげることを考えると、気が遠くなりそうです。

先日のますいわ屋さんの展示会では

【結】マークの結城紬は高機の無地でも56まんえんぐらいでした。

shineiさんで今5反ほど出てますが20まん→セールで16まん)

地機の無地は今はほとんど出回ることがなく、注文で織るぐらいだとか(90まん超だそうです)


160亀甲の地機の総絣の結城紬がヤフオクに出品されていますが

細かい絣になるということは、それだけ糸が細くなるということなので全ての工程が大変です

これも、いくらになるのか興味深々

サイズも大きいので既に15万円

反物での価値は500まんえん超でしょうか・・・まず手に入らないものだと思います



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kimononetsu at 23:46│Comments(2) 市場調査 

この記事へのコメント

1. Posted by リリー   2012年03月10日 16:20
機織って面白そう、ちょっとやってみたいな、と思っていたのですが、筋力が要るのですか・・。結構大変な仕事なんですね。
それにしても、結城紬は500まん おそるべし、紬の世界・・・
2. Posted by kimono熱   2012年03月11日 10:28
りりーさん

> 結構大変な仕事なんですね。

結城紬の地機の場合

細い横糸を1本1本右に左に渡していくのに、縦糸を上げ下げするのですが

右足に巻いた紐を踏み込んで(けっこう力がいります)・・・渡してトントン

腰に巻いたのを体ごと後ろに引いて縦糸を反対にひらいて・・・渡してトントン

一反織るのにどれだけ時間がかかるのか・・・

高機(いわゆる普通の手織りの機)の場合は

機にすわって、縦糸を足踏み式で上げ下げするのですが・・・それでも大変だと思います


> それにしても、結城紬は500まん おそるべし、紬の世界・・・

前に小田急百貨店の呉服コーナーで大島と結城の展示をしてたときに

2000まんというのを見たことがありますよ〜

今作れる人がいなくなっちゃったりしているものもある・・・ということもあるんでしょうね

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